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今週末に

高校時代から仲良くしてもらっている友人が仙台の太白区に住んでいます。

彼女は仙台の職場で今回の震災にあいました。

彼女のブログを読んでいると今回の震災がどれだけ想像を絶するものだったのか...

ということが痛いほど伝わってきます。

テレビでは徐々にではあるけど「復興」というものがメインに取り上げられつつありますが

現状はひどく、まだまだ困っている人達がたくさんいる...

という叫びにも似たものでした。

確かに私達のように被災地から離れた地域では「支援するためにも通常の生活を」という

声の下、なんとなく少し遠くなってきたようにも感じる今回の震災への意識。

そんな中、以前から気持ちはあったけれど出来そうで出来なかった物品の支援

として「洋服」がありました。

行政を通して物品を送りたいとなるとその市によって扱ってくれるものも異なってきます。

送りたいと思っても取り扱いがなければ送れない。

特に私が調べたルートではどこも洋服は新品でないと送れないという印象でした。

(最初だけだったのかな...?)

実際、我が家にはムスメが1〜2回袖を通したか通さないか...だけで

サイズダウンした洋服や帽子などが多数存在しています。

でも、それは「古着」の扱いだから送ることはできないでいました。

ま、行政もいろんな人を相手にしているわけですから「着れるならなんでも良いだろう」と

いわんばかりの廃品にしかならないような品を送りつけてくるような人もいるらしいので

その辺の線引きはしょうがないと言えばしょうがないのかもしれないですね。

行政を通そうとするとこんな感じでした。

だからといって洋服を送ることだけにこだわっているわけではないし

新品の洋服を買って送るくらいなら被災地の方には好きなものを買って欲しいので

義援金という形にするしかないのだな...

そんな認識でした。

でも友人が勤めている職場には名取、石巻など津波のひどかった被災地域に

住んでいる方がたくさんいて、家族を流されてしまった方や、避難所暮らしの方が

まだまだ多くいらっしゃるんだそうです。

そして、実際そういう方々は古着であってもキレイで使える状態であれば

「とってもありがたい」と感じてくださっている...んだそうです。

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不特定多数を相手にしている行政を通すと難しくても人と人とのつながりの中では

可能なコトもあるのだなーと。

ということはあとはコチラの心配りだけ。

選び方は「ワタシが見ず知らずの人からもらっても嫌じゃない」を基準にしました。

そしてアイロンをかけて1枚づつ包装して...

広げなくても分かるようにサイズと形状を明記。

また心ばかりですが新品のコーディネートセットと手作りの髪留めもそえて。

どうか、また被災地の皆さんとその子ども達に心の底からの笑顔が戻りますように...

今週末には準備が完了します。

もし...同じようなことを感じていらっしゃる方でお使いになっていないモノが

「そういえばウチのタンスに眠っているよ」という方がいらっしゃれば

個人的にご一報くださいね。