対面することができました。

妊娠直後〜出産まで続いたひどすぎるツワリ(一気に体重10㌔減)を終えて
予定日を1週間すぎてからやっとキタッ!と思った陣痛は50時間...
そんな極限状態で正常な思考回路が働くわけもなく出産後に自分の子を
「かわいい〜」とか「どっちに似てる?」とか思ってる余裕は
今思えば一切なかった気がする。
子ども→生きてる→ヨシ。
だからとにかく私が生きるために自分の体力をまず回復せねば!!と
真剣に私の潜在意識が働いていたから
傍から見ていたら形相が怖かったんじゃないかと思う。
産んですぐ自分の部屋に戻って夜中の2時に「私の夜ご飯ください!」と
言っていたくらいだから...
「え?今から食べれますか?」と担当の人に優しく言われて
「えぇ今すぐ食べます」と答え(真剣)...(多分笑われていたはず)
今思い返してもよくそんな気力体力共に限界を超えたことに耐えられたものだよなぁと...
2年経ってもしつこく、自分に「頑張った」と思ってしまったりしています。
そんなこんなで産まれてから最初の1年間は嵐のように過ぎ去り、何がなんだか
わけが分からないまま終わってしまったのですが
2年目はやっと自分の体力も回復してきたし(今ごろ?)チビと意思の疎通や
言葉のやり取りができて感情が見えてくるようになったので1年目とは随分
違った時間だったかなぁと思っています。
友人と「もし今、自分の子より半年くらい小さい子を育てる機会があったとしたら
今までよりもっと余裕をもって育てられる気がするのにね〜」と、まだ2年しか
していない子育てだというのに、既にお互い「やり直したい?」発言をして
笑ったことが最近すごく印象に残っています。
そう、やっぱり初めての時ってなんでも必死。
初めてなんだから印象的なはずなのに詳細をよく覚えていないし想い出せない。
仮に外見では余裕がありそうに見えていたとしても...
それは子育てだけじゃなく...カメラの仕事を初めて一人でまかされた時も
パーパードライバーだった自分が都内を初めてひとりで運転した時も...
手はガクガク足はブルブル、一体自分がどうやってここまで辿り着いたのか
さっぱり覚えていない...
初めてだからうまくできなくて当然なのに、うまくできることをベテランの人達と
同じように求められている場面でそうなる気がする。
どうして泣き続けているのかさっぱり分からない新生児に途方に暮れている時
ひょいっと慣れた手つきで抱えて泣きやませる自分よりあきらかに若い助産師さんを
目の前にして、まるで魔法をみているようで、勝手に自信を喪失したりしたことも
今は懐かしい。
母親として3年生となるこれからはどんな1年になるのかなぁ。
これからも山アリ谷アリの子育てですが気持ちを新たに&気負わずにチビと一緒に
家族で成長できたらいいなぁと思っています。
自己主張の激しくなった2歳児ともどもこれからもみなさんどうぞ
よろしくお願いいたします。

【写真上】誕生する年から続けている誕生日の空の撮影
【写真下】プレゼントの三輪車に早速くいつくチビ