(もはや昼寝ではありませんね)

運動会の練習によるムスメのあり得ないような機嫌の悪さを
今までただ単に「疲れ」という風に大きくひとくくりにして認識していたのですが...
当日の表情を観察しながら思ったのは
「疲労」はもちろんのこと
うまく出来ない「もどかしさ」
どんなに頑張っても一番になれない「悔しさ」
なんでこんなことしてるんだ?という「疑問」
周りの大人達のテンションに対する「とまどい」
自分にうまく出来るのか?...という「緊張」
運動会という未知のモノへの「不安」などなど
きっと運動会の練習を始めてから、ずっと
こんなさまざまな思いが彼女の中で交錯していたのだろうなぁと気が付きました。
自分の不安や思いを私に口でうまく表現することも出来ずに
ひとり大きなプレッシャーの中で過ごしていたんだなぁ〜と思うと
なんだか今ごろ泣けてきました。
フツーに考えたら当たり前のことなのかも知れませんが
普段は本当にノーテンキなムスメなものですから
まさか、そこまでナーバスになっていたとは...
あんな風に暴れだすまで(暴れだしても?)気が付きませんでした。
そして、正直あの機嫌の悪さと毎日戦うことはとても厳しかった。
夫婦でアレコレ考えて幼稚園を休ませてみたり
気分転換にと家族で少し遠出をして自然の空気を吸いに出かけたり...
年代の違うお友達と遊ばせてみたり...少しでも幼稚園と離れたところで
のびのび出来る雰囲気を作るように心がけたつもりでしたが...

なにをやっても結果は同じ。
それなら...と今度はかけっこの練習も家族でしてみたりしました。
(どうやらうまく走れないようで悔しがっていたので)
しかし...それでもダメ。
このままこの人どうなっちゃうんだろう?と毎日ため息の日々でしたけど
結局この場合は、本人が本人の力で乗り越えて「やりとげる」ことによってのみ
解決出来る事象だったんだ...とやっと分かりました。
こんなことを繰り返しながら大きくなっていくんですねー。
私も運動会を通して多くのことを勉強させてもらいました。
これからも大ゲンカしながらですが、日々見守っていきたいと思います。